カメラ・オブスクラ(読み)カメラオブスクラ

百科事典マイペディア 「カメラ・オブスクラ」の意味・わかりやすい解説

カメラ・オブスクラ

ラテン語で〈暗い部屋〉の意で,カメラ(写真機)の語源。密閉した部屋の一方の壁に穴をあければ,外景が他の側の壁上に倒立して映る。16世紀以前よりこの原理は知られ,これを小型化した道具が絵のスケッチに使われていた。一説フェルメールが使用し,キルヒャーが改良したとも。→ピンホールカメラ
→関連項目写真ダゲールタルボット

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