カワラハンノキ(読み)かわらはんのき

日本大百科全書(ニッポニカ) 「カワラハンノキ」の意味・わかりやすい解説

カワラハンノキ
かわらはんのき / 河原榛木
[学] Alnus serrulatoides Call.

カバノキ科(APG分類:カバノキ科)の落葉小高木。高さ5メートルくらいになる。葉は互生し、倒卵形で長さは6~9センチメートル、先は円いが、くぼむものもある。雌雄同株で、早春に開花し、秋に長さ2センチメートルの球状の果穂をつける。本州の南西部と四国河原九州一部などに生える。

[菊沢喜八郎 2020年2月17日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む