カール・ウィリアム カップ(英語表記)Karl William Kapp

20世紀西洋人名事典の解説


1910.10.27 - 1976.4.10
米国の経済学者。
ケーニヒスベルグ(ドイツ)生まれ。
1937年ナチスの迫害のためロー夫人とともに米国へ亡命帰化。’53年から65年までニューヨーク市立大学教授となる。その後スイスに渡り、’67年から’71年までバーゼル大学教授を務める。「私的企業と社会的費用―現代資本主義における公害の問題」(’50年)では、生産力の拡大と技術の進歩の裏に人体損傷や、森林荒廃、農地侵食が進む事とを懸念し、私企業の利益追求によって増大する社会的費用に着目した新社会経済学の樹立提唱。’70年東京で開かれた国際公害シンポジュウムでは、日本の環境破壊の深刻さを指摘。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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