カール・スティーブン・A. スヘルテマ(英語表記)Carel Steven Adama van Scheltema

20世紀西洋人名事典 の解説

カール・スティーブン・A. スヘルテマ
Carel Steven Adama van Scheltema


1877 - 1924
オランダ詩人
アムステルダム生まれ。
医学生、俳優、美術商を経験の後、詩作活動を開始。長い外国生活を経北ホラント州のベルヘンに移り住む。社会主義詩人となるが、ホルテルローラント・ホルストと異なり社会主義を大衆に了解される新しい芸術の基礎と考えた。平明で楽天的な詩「太陽と夏」(1902年)、「静けさ闘争」(’09年)で社会主義の理想をうたい人気を得る。第一次大戦と革命で受けた精神的苦悩を著した「歌声」(’16年)、「帰る家畜」(’29年)等もある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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