コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

キャビネット・ペインティング cabinet painting

世界大百科事典 第2版の解説

キャビネット・ペインティング【cabinet painting】

ヨーロッパでマニエリスムからバロックにかけて,工芸品,宝石,古銭,動植物標本等と共に収集家の収集室(キャビネットcabinet)に飾られた小絵画。神話,風俗,寓意(アレゴリー),風景,静物等主題は多岐にわたるが,いずれも精緻で装飾的な工芸品的性格を特色とする。ドイツ出身で1600年前後にイタリアで活躍したロッテンハンマーHans Rottenhammer(1564‐1625)およびエルスハイマー,同時期のフランドルのヤン・ブリューゲルやフランケンFrans Francken II(1581‐1642)が代表的な画家である。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

今日のキーワード

桃李もの言わざれども下自ら蹊を成す

《「史記」李将軍伝賛から》桃やすももは何も言わないが、花や実を慕って人が多く集まるので、その下には自然に道ができる。徳望のある人のもとへは人が自然に集まることのたとえ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android