キャンピングカー

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

寝泊まりできる設備を整えた自動車で、海外では「キャンパー」とも呼ばれる。トヨタ「ハイエース」や日産「NV350キャラバン」などバンを改造した「バンコン」(「コン」は改造を意味する「コンバージョン」の略)、運転席(キャブ)と車台からなる専用車に居住部を取り付ける「キャブコン」が日本では主流。軽自動車がベースの「軽キャンパー」もある。日本RV協会によると、会員企業の2019年の販売総額は526億2577万円で、10年で約2.4倍、出荷台数は6445台で約1.6倍に増えた。購入金額は500万円台が多いが、軽キャンパーなど200万円台の車種も充実し低価格化が進んでいる。

(2020-10-23 朝日新聞 夕刊 1総合)

出典 朝日新聞掲載「キーワード」朝日新聞掲載「キーワード」について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

キャンプ用の設備をもった自動車の日本での呼称。その種類は多く、大型バスの車内を家庭のように仕立てたモービルホーム、家庭のような設備をもつハウストレーラー、中・小型商用車(ライトバン)の中に簡易宿泊設備を施したキャンパーなどがある。中・小型ライトバンをベースにしたキャンパーでは、室内の狭苦しさを回避するために、目的地で屋根を上方に高く延ばせるものや、車体の横からテントを引き出して部屋を広げられるものなどもある。また中・小型トラックやジープ型の多目的四輪駆動車の荷台に着脱式の宿泊室を搭載したものもある。なお自動車によるいわゆるオートキャンプの本場はアメリカであるが、日本でもレジャー時代を迎えて盛んになりつつある。

[高島鎮雄]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 (洋語camping car) キャンプ用の食堂、寝室などの設備をもった自動車。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典内のキャンピングカーの言及

【オートキャンプ】より

…オートキャンプは和製英語。自動車にテントその他の道具を積むか,キャンピングカーを利用して定められた場所(オートキャンプ場)で野外生活を営むことで,自動車の普及とともに発達したレクリエーションの一つである。欧米ではキャンピングカーを利用することが多い。…

※「キャンピングカー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

ASMR

聴覚や視覚などへの刺激によって、心地よさやゾクゾクするような快感が引き起こされる現象のこと。「Autonomous Sensory Meridian Response(自律感覚の絶頂反応)」の略で、定...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

キャンピングカーの関連情報