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ギッピウス ギッピウス Gippius, Zinaida Nikolaevna

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ギッピウス
ギッピウス
Gippius, Zinaida Nikolaevna

[生]1869.11.21. ベリョフ
[没]1945.9.9. パリ
ロシアの女流詩人。評論家 D.メレジコフスキーの妻。 1919年ボルシェビキに反対してパリへ亡命。詩集『光明』 Siyaniya (1938) ほか。

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世界大百科事典 第2版の解説

ギッピウス【Zinaida Nikolaevna Gippius】

1869‐1945
ロシアの女流詩人,批評家,小説家。貴族の家に生まれ,1888年に最初の詩を発表した。作家D.S.メレシコフスキーと結婚し,雑誌《新しい道》の編集に参加し,ロシアのデカダン派の代表的存在となった。その詩はニーチェ風の自我の称揚に貫かれている。アントンクライニーの名で評論にも活躍し,ドストエフスキーの影響のある長編小説《悪魔の人形》(1911),《ロマン皇子》(1913)や,戯曲《緑の指輪》(1916)も書いた。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ギッピウス
ぎっぴうす
Зинаида Николаевна Гиппиус Zinaida Nikolaevna Gippius
(1869―1945)

ロシアの女流詩人、小説家。夫メレジコフスキーとともに初期象徴派の代表詩人として活躍、そのサロンは象徴派文人たちのたまり場として有名だった。彼女の詩は複雑で難解な抽象的問題についての自問自答に満ち、代表的な『詩集』(1904)が示すように、知的遊びと叙情性を結び合わせた作品が多い。またドストエフスキーの影響を強く受けた小説『悪魔の人形』(1911)や、アントン・クライニーという男性の筆名で書いた評論、戯曲、エッセイ集『生ける顔』(1925)など多彩な才能を示す。十月革命に激しく敵対し、夫とともに亡命、パリで没した。[安井侑子]
『村手義治訳『悪魔の人形』(『20世紀のロシア小説3』所収・1972・白水社)』

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