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ギリシア考古学 ギリシアこうこがくGreek archaeology

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ギリシア考古学
ギリシアこうこがく
Greek archaeology

文献資料以外の史料 (おもに発掘によって得られた出土資料) による古代ギリシア世界の研究であり,対象とする時代は先史時代の新石器時代から古典古代の終焉にまで及ぶ。ギリシア考古学はその研究主題により,以下の7分野に細分化される。 (1) 地形学,(2) 碑文学 数語から成る墓碑銘から長大な法律文書や民会決議文までの碑文の研究,(3) 古泉学 度量衡学をも含む,(4) 陶器,(5) 建築 アテネのパルテノンをはじめとする大小の神殿や劇場,個人の家屋などあらゆる建築が対象となるが,使用できる資料は発掘された土台や石の断片であることが多い,(6) 彫刻,(7) 絵画 壺絵の研究が中心となっている。以上の主題について各国の調査団が継続的な調査,研究を行い,古代ギリシア世界の社会,経済,政治生活の諸様相を明らかにしている。古代ギリシアの遺跡の科学的発掘が本格的に行われるようになったのは 19世紀後半以降のことであり,1870年代に H.シュリーマンによって,遺跡の発掘が歴史研究の一手段となりうることが示され,彼や A.エバンズらによってミノア・ミケーネ文明などが明らかにされるようになった。

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