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ギーラーン Gīlān

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世界大百科事典 第2版の解説

ギーラーン【Gīlān】

カスピ海南西沿岸のイランの地方名。現在は州を構成している。古代にギルGil族(ゲラエGelae族)の住地であったことにこの地名は由来する。また山地にはダイラム人が住み,ここをダイラム地方とも称した。住民はペルシア語の方言ギーラキーGīlakīを話す。エルブルズ山脈カスピ海にはさまれた狭小な平野で,気候は温暖,年降水量は1000mmをこす。セフィードルードSefīd Rūd川など多くの川がカスピ海に注いでいる。

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世界大百科事典内のギーラーンの言及

【イラン】より

… イランの大半は高原地域によって占められているが,わずかながら低地帯も存在する。その一つはエルブルズ山脈の北側,カスピ海南岸に沿って延びるギーラーン,マーザンダラーンMāzandarān両地方の海岸平野とその東に続くトルクメンのステップである。この地域はカスピ海の湿潤な空気が北斜面にあたるため,年間1000mm以上の降雨があり,夏乾燥,冬多雨の地中海性気候となっている。…

【ダイラム】より

…カスピ海南西岸の山岳地帯の古名。東のタバレスターン,西のギーラーン地方も広義のダイラムと呼ばれることがあったが,正確には,この両者にはさまれた地方をいう。峻険な地形のため,アラブの征服の時代にもイスラム化することがなく,キャドホダーkadukhodāと呼ばれる者が支配する,家父長制的で閉鎖的な社会であったという。…

※「ギーラーン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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