西洋音楽における合奏、合唱の概念の一つで、4人で奏されるあるいは歌われる音楽のこと。四重奏とか四重唱と訳されるが、狭義には前者をさす。なかでも、とくに弦楽器のバイオリン属だけによる編成(バイオリン2、ビオラ、チェロ各1)が代表的で、これを弦楽四重奏string quartetという。これは18世紀後半に生まれ、古典派、ロマン派時代を通じて、そして今日まで、もっとも広く愛好された室内楽のタイプであった。とりわけ、1757年ごろから1803年の間にハイドンが書いた68曲の弦楽四重奏曲は、このジャンルの最初の大きな金字塔である。また、このような楽曲を演奏するための弦楽四重奏団が、クァルテットの名でよばれることもある。
[大崎滋生]
初冠,加冠,烏帽子着ともいう。男子が成人し,髪形,服装を改め,初めて冠をつける儀式。元服の時期は一定しなかったが,11歳から 17歳の間に行われた。儀式は時代,身分などによって異なり,平安時代には髪を...