クロロスルホン酸(読み)クロロスルホンさん(その他表記)chlorosulfonic acid

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クロロスルホン酸」の意味・わかりやすい解説

クロロスルホン酸
クロロスルホンさん
chlorosulfonic acid

化学式 HSO3Cl 。クロロ硫酸ともいう。発煙硫酸塩化水素を吸収させて得られる刺激臭のある無色液体。発煙する。融点-80℃,沸点 152℃,比重 1.77。スルホン化剤の1種。加熱によって硫酸二酸化硫黄塩素に分解する。水とは激しく反応して硫酸と塩酸になる。皮膚を激しくおかす。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

化学辞典 第2版 「クロロスルホン酸」の解説

クロロスルホン酸
クロロスルホンサン
chlorosulfonic acid

[同義異語]クロロ硫酸

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android