コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

グアノシン三リン酸

2件 の用語解説(グアノシン三リン酸の意味・用語解説を検索)

栄養・生化学辞典の解説

グアノシン三リン酸

 ヌクレオチドの一つ.生理的に重要な化合物.RNAcGMPの材料になるほか,Gタンパク質とよばれる信号伝達系の分子と結合して,細胞内信号伝達に重要な役割を果たす.

出典|朝倉書店
Copyright (C) 2009 Asakura Publishing Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

グアノシン三リン酸
ぐあのしんさんりんさん

生体内に広く分布する化学物質で、GTPと略称される。グアノシンリボースの5'ヒドロキシ基に3分子のリン酸が結合したもので、ATPアデノシン三リン酸)などと同様に高エネルギーリン酸化合物である。RNA(リボ核酸)合成の直接の前駆体の一つとして非常に重要であり、またフォスフォエノールピルビン酸キナーゼなど、いくつかの酵素のリン酸供与体としても働く。細胞内のタンパク質合成においては、いくつかの段階で必須(ひっす)因子として、またホルモンで刺激される細胞内情報伝達経路の調節因子として重要な働きをしている。そのほか、GDP-マンノースなど、糖合成において前駆体となる糖ヌクレオチドのいくつかの合成にGTPが用いられる。[笠井献一]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内のグアノシン三リン酸の言及

【タンパク質合成(蛋白質合成)】より

…各種のアミノ酸分子が,相互にカルボキシル基とアミノ基との間で脱水縮合を続けていく反応であり,ポリペプチド合成反応とも呼ばれる。アミノ酸からポリペプチドを形成する反応にはエネルギーが必要であるが,高エネルギーリン酸結合をもつATP(アデノシン三リン酸)とGTP(グアノシン三リン酸)とがエネルギー源として働く。アミノ酸はATPにより活性化され,アミノ酸のカルボキシル基とtRNAの3′末端のリボースの水酸基とで共有結合を形成し,アミノアシルtRNAとしてリボソームへと運ばれる。…

※「グアノシン三リン酸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

グアノシン三リン酸の関連キーワードヌクレオチダーゼフラビンリボヌクレアーゼポリヌクレオチドシチジンジホスホピリジンヌクレオチドヌクレオチド三リン酸ピリミジンヌクレオチドプリンヌクレオチドリボヌクレオチドレダクターゼ

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone