コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ケトージス ketosis

翻訳|ketosis

1件 の用語解説(ケトージスの意味・用語解説を検索)

世界大百科事典 第2版の解説

ケトージス【ketosis】

ケトン体(アセト酢酸,β‐オキシ酪酸,アセトン)が体内に蓄積された状態をいう。基本的には糖質利用が悪く,相対的に脂肪分解が促進されてアセチルCoAが増加し,肝臓におけるケトン体産生が過剰となる。ふつうケトン体は肝臓以外の組織に運ばれてエネルギー源として利用されるが,酸性であるため大量に存在するとアシドーシスを生じ,尿中へも排出される(ケトン尿症)。ケトージスは糖尿病,飢餓(嘔吐,食欲不振),糖原病(ギールケ病)などで招来されるが,とくにインシュリン欠乏を伴う糖尿病では典型的に糖質,脂肪,タンパク質の利用低下があり,浸透圧利尿による脱水,ケトン体による陽イオン排出のための血清電解質異常(ナトリウム低下やCO2の減少など)を生じる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

百条委員会

地方自治体が議決により設置する特別委員会の一つ。名称は「地方自治法第100条」に基づく。百条委員会は、地方公共団体の事務に関する調査を行い、関係者への聞き取りや記録の提出を請求、拒否した者には罰則が科...

続きを読む

コトバンク for iPhone