コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ケラマツツジ(慶良間躑躅) ケラマツツジRhododendron scabrum

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ケラマツツジ(慶良間躑躅)
ケラマツツジ
Rhododendron scabrum

ツツジ科の常緑低木。奄美大島から琉球諸島に分布し,海に近い常緑樹林の縁に生える。高さ1~2m。若枝葉柄には褐色で扁平な剛毛が密生する。葉は互生し厚い紙質で先がとがり,表面に光沢があり,両面,特に裏面脈上に多く剛毛が生える。2~4月,枝先に鮮紅色の花を2~4個つける。萼片は5枚で先が丸く,縁に長毛が生える。花冠は径約 5cm,上部内面に濃色の斑点がある。おしべは 10本で,花糸に短軟毛がある。子房有毛であるが,花柱は無毛。蒴果にも褐色剛毛が密生する。和名は産地の沖縄県慶良間諸島に由来する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

隗より始めよ

《中国の戦国時代、郭隗(かくかい)が燕(えん)の昭王に賢者の求め方を問われて、賢者を招きたければ、まず凡庸な私を重く用いよ、そうすれば自分よりすぐれた人物が自然に集まってくる、と答えたという「戦国策」...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android