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ケンタウルス座A(読み)ケンタウルスざエー(その他表記)Centaurus A

改訂新版 世界大百科事典 「ケンタウルス座A」の意味・わかりやすい解説

ケンタウルス座A (ケンタウルスざエー)
Centaurus A

ケンタウルス座で第1番目に発見された電波源南天でもっとも明るい電波源の一つ。巨大な楕円銀河NGC5128の中心核で爆発が起こり高エネルギーのガス雲放出されており,そのガス雲からの電波と考えられる。銀河の中心核に弱い電波源があり,それをはさんで角度で約7′(距離約3万光年)離れた双対型の強い電波源があり,さらに約3°(距離60万光年)離れた双対の大きく広がった電波源が存在するという複雑な構造をもっている。この現象は,銀河中心核で大規模な爆発が繰り返し起こるということを表している。銀河の爆発により銀河間空間まで高エネルギー雲の放出が起こることのわかったはじめての天体である。
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

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