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銀河中心核 ぎんがちゅうしんかく

百科事典マイペディアの解説

銀河中心核【ぎんがちゅうしんかく】

銀河の中心部の高密度領域で,直径が数百光年以下のもの。絶対等級がほぼ−15等よりも明るい銀河のほとんどが中心核をもち,比較的近距離にある銀河なら,写真上で恒星状の輝点として認められる。

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世界大百科事典 第2版の解説

ぎんがちゅうしんかく【銀河中心核 galactic nucleus】

銀河の中心部分にある差渡しが数百光年以下の領域で,電波や赤外線,紫外線,X線などの高エネルギー放射や可視光の強い集中を示す。銀河は,自分自身の万有引力によって寄り集まっている,恒星と星間物質とからなる孤立した力学系であるために,その中心は一般にはもっとも位置エネルギーの低い特異な点となっていて,物質も集中しやすい。大型の銀河にあっては,比較的容易に中心部分に大規模な質量の集中が生じ,さらにそこへ物質が引き込まれて位置のエネルギーを解放するため,高密度で活動的な核状領域を形成するものと考えられている。

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世界大百科事典内の銀河中心核の言及

【赤外線天体】より

…赤外線は光に比べて波長が長いので塵粒子の吸収が少なくなる。この透過性のよさを利用して銀河系の中心部が赤外線で観測された結果,今まで知られなかった銀河系の腕構造が見つかり,また中心部に大量の星と質量の密集するいわゆる銀河中心核の存在が明らかにされた。そこには直径100光年以内に数千万個の星が群がり,直径3光年以内には太陽質量の100万倍以上の質量が詰まっていると推定されている。…

【赤外線天文学】より

…初期の観測は,主として地上望遠鏡によって,近,中間赤外域(1~20μm)での観測を中心に行われている。赤外線は光(可視光)に比べて散乱,吸収が少ないため,暗黒星雲にうもれた原始星や銀河中心核の研究に力を発揮している。赤外線放射には,塵粒子の熱放射が関与していることが多く,宇宙におけるさまざまな階層,局面での塵粒子の存在を明らかにするとともに,その性質や生成過程に関して豊富な知識が得られるようになった。…

※「銀河中心核」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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