同じ選挙区を地盤とする同じ政党の複数の立候補予定者が選挙のたびに小選挙区と比例ブロック区で交互に立候補する協定を結ぶこと。中選挙区制から小選挙区比例代表並立制に変わった1994年(平成6)、一時的な特例として自由民主党が設けた仕組みで、当時の幹事長であった森喜朗(よしろう)が提案した。もっとも多いときには9組の協定が成立したことがある。候補者同士が事前に協定を結ぶことの不自然さ、比例区に回った候補者が名簿上位で優遇されることの不公平さから党内での批判が強く、解消作業を進めた結果、2009年衆議院議員選挙を最後に、この方式は採用されていない。ちなみに、呼び名の由来となったコスタリカの選挙方式は、地元選挙民と国会議員の癒着を防ぐ目的で同一選挙区からの連続立候補を禁止したものであり、日本で使われている「コスタリカ方式」とはまったく異なる。
[編集部]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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