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コスタリカ方式 コスタリカほうしき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

コスタリカ方式
コスタリカほうしき

小選挙区比例代表制の導入に伴い,同一選挙区で同一政党の候補者が競合する場合,小選挙区比例区の候補者を選挙ごとに入替える方式国会議員の連続当選が禁じられているコスタリカで候補者同士が交代で立候補する約束ができていることにならって導入されたもの。 1996年 10月に行われた衆議院議員の総選挙では,自民党の場合,福島3区,群馬3区,千葉 12区,茨城3区,岐阜4区,鹿児島3区などでこの方式を採用,自民党の勝利に貢献した。

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

コスタリカ方式

同じ選挙区を地盤とする複数の立候補予定者がいる場合、選挙区と比例区で交互に立候補し、すみ分ける手烹中選挙区制から小選挙区制に変わった際の特例として自民党が設けた。比例区に回った候補者が、ブロックで当選確実圏となる名簿上位で優遇されるため批判が強く、自民党は昨年、古賀誠選対委員長を中心に解消に乗り出した。

(2009-07-03 朝日新聞 朝刊 宮城全県 1地方)

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デジタル大辞泉の解説

コスタリカ‐ほうしき〔‐ハウシキ〕【コスタリカ方式】

小選挙区比例代表並立制の選挙で、同じ政党の小選挙区比例区の候補者が、選挙ごとに交代して立候補する方式。国会議員の同一選挙区での連続当選を禁じている中米のコスタリカ共和国の制度にちなんで名付けられた。

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大辞林 第三版の解説

コスタリカほうしき【コスタリカ方式】

小選挙区比例代表並立制のもとで、同一政党に属する複数の候補者が、小選挙区での選挙と比例代表区での選挙に交代で立候補する方式。 〔議員の同一選挙区での連続再選が禁止されているコスタリカ共和国の制度を参考にしたことから〕

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

コスタリカ方式
こすたりかほうしき

同じ選挙区を地盤とする同じ政党の複数の立候補予定者が選挙のたびに小選挙区と比例ブロック区で交互に立候補する協定を結ぶこと。中選挙区制から小選挙区比例代表並立制に変わった1994年(平成6)、一時的な特例として自由民主党が設けた仕組みで、当時の幹事長であった森喜朗(よしろう)が提案した。もっとも多いときには9組の協定が成立したことがある。候補者同士が事前に協定を結ぶことの不自然さ、比例区に回った候補者が名簿上位で優遇されることの不公平さから党内での批判が強く、解消作業を進めた結果、2009年衆議院議員選挙を最後に、この方式は採用されていない。ちなみに、呼び名の由来となったコスタリカの選挙方式は、地元選挙民と国会議員の癒着を防ぐ目的で同一選挙区からの連続立候補を禁止したものであり、日本で使われている「コスタリカ方式」とはまったく異なる。[編集部]

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