コム・アカデミー事件(読み)コムアカデミーじけん

世界大百科事典 第2版の解説

コムアカデミーじけん【コム・アカデミー事件】

1936年の講座派研究者に対する検挙事件。《日本資本主義発達史講座》の刊行(1932‐33)にともない明治維新地主制の性格をめぐる日本資本主義論争は白熱化した。この論争を踏まえて日本社会の半封建的性格を究明しようとする立場から,同講座の編集者であった山田盛太郎平野義太郎,執筆者であった小林良正,相川春喜らが中心となって,1934年末から〈日本封建制講座〉刊行の企画が進められ,執筆準備のための共同研究も行われていた。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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