デジタル大辞泉 「一斉」の意味・読み・例文・類語 いっ‐せい【一斉】 (多く「一斉に」の形で副詞的にも用いる)1 同時にそろって何かをすること。同時。いちどき。「一斉に立ち上がる」「一斉射撃」2 一様にそろうこと。等しいこと。平等。「目に入るものは―に暗鬱な色彩いろばかり」〈荷風・あめりか物語〉[類語](1)一気に・一挙に・一息に・一気呵成・一度に・一時いちじに・一時いちどきに・一遍に・一足飛び/(2)一緒に・共に・同時・同じ・同様・同然・等しい・イコール・一つ 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「一斉」の意味・読み・例文・類語 いっ‐せい【一斉】 〘 名詞 〙 ( 多く「に」を伴って副詞的に用いる )① すべてに等しく一様なさま。平等。[初出の実例]「一斉に酒を給せらるること、定例なりき」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一〇)[その他の文献]〔荘子‐秋水〕② 同時にそろうさま。「一斉攻撃」「一斉射撃」のように熟合しても用いられる。[初出の実例]「宗師は就二言句一まわる学者を打て一斉に放下せしむれば」(出典:無刊記刊本碧巖鈔(1620‐40頃)三)「林の梢が一斉に首を出す」(出典:土(1910)〈長塚節〉一)③ 警察がある日時、所を定めて同時に行なう取り締まり。一斉取り締まり。[初出の実例]「民主主義」(出典:新西洋事情(1975)〈深田祐介〉) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「一斉」の読み・字形・画数・意味 【一斉】いつせい そろう。すべて。同時に。〔荘子、秋水〕物は一齊なり。孰(いづ)れか短く、孰れか長き。字通「一」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報