コロニー刺激因子(読み)コロニーしげきいんし(その他表記)colony stimulating factor; CSF

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コロニー刺激因子」の意味・わかりやすい解説

コロニー刺激因子
コロニーしげきいんし
colony stimulating factor; CSF

リンパ球以外の白血球系幹細胞を刺激して,成長を促進させる作用をもつ因子CSFは刺激する細胞種の違いにより,マクロファージ CSF,顆粒 (かりゅう) 球 CSF,顆粒球・マクロファージ CSF,マルチ CSFなどに分類される。免疫担当細胞増殖分化させる因子であるため,抗癌剤放射線治療副作用である顆粒球減少症などの治療薬として期待されている。

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栄養・生化学辞典 「コロニー刺激因子」の解説

コロニー刺激因子

 サイトカイン一つで,顆粒球,単球,マクロファージなどの増殖,分化を調節する.数種のサブクラスが知られている.

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