ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説
コンバイン・ペインティング
combine painting
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…アカデミー・ジュリアン(パリ,1947)やアート・スチューデンツ・リーグ(1949)などで学び,ケージ,アルバース,カントールMorris Kantorらと知り合う。1950年代末,コカ・コーラの瓶や剝製や看板など,都市生活の廃物を使った作品を発表し,ネオ・ダダと揶揄(やゆ)されたが,抽象表現主義風の激しい筆触と〈物体〉とを同存させた〈コンバイン・ペインティングcombine painting〉には,現実の日常世界の躍動があふれている。やがてシルクスクリーンによって《ライフ》誌などの写真をキャンバスに転写したり,自ら独特のダンスを踊ったり,テクノロジーを使った大イベントを実現したりして,活動の範囲はきわめて広くなり,70年代には布による構成を試み,その多様な変転によって〈戦後美術のピカソ〉とも呼ばれている。…
※「コンバイン・ペインティング」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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