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出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…コール市場における取引は,すべて短資会社を相手として行われる。資金の貸手(出手)は資金(コール・ローン)を短資会社あてに放出し,借手(取手)は資金(コール・マネー)を短資会社から取り入れるのであり,短資会社はこの間の出合いを自己勘定でつけている。 日本には資金偏在といわれる現象が存在し,コール市場において,都市銀行が取手となり,都市銀行以外の金融機関が出手となるというパターンが固定化してきたという特色がみられる(〈資金ポジション〉の項参照)。…
…銀行間どうしの資金過不足の調整の場であるコール市場で成立する貸借(出し手からみた場合コール・ローン,取り手からみた場合コール・マネーという)の金利をいい,刻みは1/16%。通常は資金の出し手(=運用者)の金利で表示されるが,取り手(=調達者)の金利はそれに短資マージンに相当する1/16%を加えたものとなっている(ただし短資業者はコール資金のディーリングを行っているのでこの1/16%は確定マージンではない)。…
※「コールローン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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