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ゴム植物 ゴムショクブツ

大辞林 第三版の解説

ゴムしょくぶつ【ゴム植物】

切り口から分泌される樹液にゴム質を含む植物の総称。天然ゴム採取に利用されるパラゴムノキ、日本では観葉植物のインドゴムノキ、糊のりの原料とするアラビアゴムノキなど。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ゴム植物
ごむしょくぶつ

切り口から乳状の樹液ラテックス)が出る植物は、その中に自然のゴム資源となる物質が含まれており、それらはすべてゴム植物ということができる。ゴム植物は全世界で400種以上知られているが、実際にゴム生産に用いられているのはごく限られた種類である。もっとも多くゴム生産が行われているのはトウダイグサ科のパラゴムノキで、現在もマレーシアなど熱帯地域に広く栽培されている。アカテツ科のガタパーチャからは海底電線被覆用のゴムが、第二次世界大戦中のアメリカではキク科植物であるグアユールParthenium argentatumから積極的にゴム生産が行われたという。また日本で観葉植物として鉢物によく利用されているクワ科のインドゴムノキからは硬く弾性の強いゴムが、キョウチクトウ科のタイワンゴムカッラFuntumia elasticaからはもっとも良質のゴムが得られる。ゴム植物として利用されている植物のラテックスに含有されている炭化水素関連化合物のうちの大部分はポリマー(重合体)である。[近藤典生]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

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