コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

サハーバ ṣaḥāba

1件 の用語解説(サハーバの意味・用語解説を検索)

世界大百科事典 第2版の解説

サハーバ【ṣaḥāba】

預言者ムハンマドの教友のこと。狭義にはムハンマドと苦楽を共にしながらイスラムの礎石を築いた人々であるが,一般には,ムハンマドの生存中に,たとい幼児であっても彼に1度でも接した人すべてをいう。イスラムにおいて,サハーバが重要な意味をもつのは,サハーバが,預言者のスンナ(範例,慣行)を伝えるハディースの伝承の過程を記したイスナードの冒頭の人物になるためで,後世,その伝記(タバカート)が尊重された。ムハンマドの言行を直接見聞したサハーバが,次の世代にその言行を伝えて初めてハディースが成立する。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のサハーバの言及

【食客】より

…有力者はつとめてアスハーブおよび選ばれたマワーリーと食事をともにし,財貨を分け与え,必要の際の忠誠を期待した。アッバース朝第2代カリフのマンスール(在位754‐775)は,ウマイヤ朝時代のシリア軍将軍のほか若干の学者,ウマイヤ家の一族をバグダードの円城内に住まわせて優遇し,彼らは預言者ムハンマドの教友にちなんでサハーバとよばれた。第3代カリフのマフディー(在位775‐785)は,メディナからアンサールの子孫500人を招き,サハーバと同じく扱った。…

※「サハーバ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

サハーバの関連キーワードアリーハディースヒジュラメジナ預言者アブーバクルミッラージュムハンマドアリームハンマドイクバールスンニ派とシーア派

今日のキーワード

大寒

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

続きを読む

コトバンク for iPhone

サハーバの関連情報