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サンゴッタルド峠 サンゴッタルドとうげPasso del San Gottardo

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

サンゴッタルド峠
サンゴッタルドとうげ
Passo del San Gottardo

ドイツ語ではザンクトゴットハルト峠 Sankt Gotthard pass,フランス語ではサンゴタール峠 Col du Saint-Gothard。スイス南部,ライン水系のロイス川の谷と,ポー水系のティチーノ川の谷とを結ぶアルピレポンティネ (レポンティネアルプス) の峠。標高 2108m。広義にはウーリ州アルトドルフからティチーノ州ベリンツォーナまで,狭義にはゲッシェネンからアイローロまでの峠道をさす。 13世紀初めからアルプス越えの道として一般に使われるようになり,1820~30年には馬車道がつくられた。また 82年には峠下に全長1万 5003m,最高点の標高 1150mの鉄道トンネルが完成,スイスのルツェルンとイタリアのミラノの間が鉄道で結ばれた。峠道は長く,カーブが多く,また夏は特に混雑するため,峠の区間だけの自動車運搬列車を利用する人が多かったが,1980年9月全長1万 6284m,アルプス最長の道路トンネルが完成,冬の通行も可能で,スイスとイタリアを結ぶ新動脈となっている。

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