ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サントニン中毒」の意味・わかりやすい解説 サントニン中毒サントニンちゅうどくsantonin poisoning サントニンは駆虫の目的で服用されるが,過量に用いると中毒を起す。最小致死量は 0.1gである。中毒症状としては,黄視,嘔吐,錯乱,幻覚,けいれんや呼吸不全,心不全があり,尿には赤血球,円柱,蛋白が出現する。治療には胃洗浄か催吐を行い,下剤を投与し,輸液,抗けいれん剤などを使用する。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by