コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

サン・アグスティン San Agustín

世界大百科事典 第2版の解説

サン・アグスティン【San Agustín】

コロンビア,ウイラ県の高地にある遺跡群。前5世紀ころから竪穴墓を特徴とする文化が始まり,後5世紀ころからは石室,石棺と墳丘をもつ墳墓が登場すると同時に,人物や神像を表現した特異な大型石彫が出現する。12世紀ころまで続くこの文化は,初期から冶金術をもち,クリーム地赤彩文やネガティブ文土器を特色とし,メソアメリカ文化との相互影響も考えられている。【大井 邦明】

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

世界大百科事典内のサン・アグスティンの言及

【アメリカ・インディアン】より

…中間地域は前3000年ころバルディビア文化のように土器をもち原初的栽培を行っていて,文化的先進性を示すが,トウモロコシやマニオク農耕の普及後は,メソアメリカやアンデスのような文明社会の発展はない。しかしながら,パナマのコクレやチリキ,コロンビアのサン・アグスティン,キンバヤ,エクアドルのグアンガラ,トリタ,ミラグロなど,土器,金細工,石製品に独特の洗練をみせる地方的文化を形成した。16世紀初頭,チブチャ族その他が首長とそれに近い近縁者を貴族層とする階層化した社会を成立させていた。…

※「サン・アグスティン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

不義理

[名・形動]1 義理を欠くこと。また、そのさま。「多忙でつい不義理になる」2 人から借りた金や物を返さないでいること。「茶屋への―と無心の請求」〈逍遥・当世書生気質〉...

続きを読む

コトバンク for iPhone