シネマコンプレックス(読み)しねまこんぷれっくす(英語表記)cinema complex

翻訳|cinema complex

デジタル大辞泉 「シネマコンプレックス」の意味・読み・例文・類語

シネマ‐コンプレックス(cinema complex)

複合映画館一つ建物映画館複数併設されているもので、客の嗜好しこうにきめ細かく対応できるなどの利点がある。欧米に多くみられたが、日本にも平成5年(1993)に導入されて以降、数が増えている。シネコンシネプレックス

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精選版 日本国語大辞典 「シネマコンプレックス」の意味・読み・例文・類語

シネマ‐コンプレックス

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] cinema complex ) ( 「コンプレックス」は複合体の意 ) 一つの建物の中に複数の映画館が入っている施設。入場券売場などを一つにまとめ、経営の効率化を図る。複合型映画館。

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知恵蔵 「シネマコンプレックス」の解説

シネマコンプレックス

シネコン」のページをご覧ください。

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百科事典マイペディア 「シネマコンプレックス」の意味・わかりやすい解説

シネマ・コンプレックス

一つの施設の中に客席数の違ういくつもの映画館を置いて複数の作品を上映し,チケット売り場やロビー,映写室は一ヵ所にまとめて経営の効率化と観客の多様なニーズに対応できるようにした新しい形態の大型映画館。マルチプレックス・シネマ,シネコン,シネプレックスとも。映画復活のための新しい試みの一つ。映画製作会社の系列下で上映作品が限定されていた従来の映画館と違い,独立系作品を含めた多様な作品を上映するのが特徴。日本では,米国のタイム・ワーナーグループとマイカルの共同出資で設立されたワーナー・マイカルによって1993年神奈川県海老名市に1号館がオープンし,以後日本の映画会社の参入もあり,各地で相次いで誕生している。

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