ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シャルマネゼル3世」の意味・わかりやすい解説 シャルマネゼル3世シャルマネゼルさんせいShalmaneser III アッシリア帝国の王 (在位前 859~824) 。アッシリア名シュルマヌ=アシャリドゥ。在位中シリア全域とパレスチナ,さらにバビロニア北部にまでアッシリアの覇権を確立。この王の行なった数々の会戦のなかで,シリアのダマスカスを盟主とする同盟軍に対して戦ったカルカルの戦い (前 853) が最もよく知られている。この戦いは失敗したものの,シリアに貢納させている。この様子は大英博物館蔵の『黒のオベリスク』に記録されている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by