シャワー効果(読み)シャワーコウカ

デジタル大辞泉 「シャワー効果」の意味・読み・例文・類語

シャワー‐こうか〔‐カウクワ〕【シャワー効果】

デパートで、上階施設を充実させ、店舗全体の売り上げ増加につなげる販売方法。屋上人気の高いガーデニングショップを配置する、最上階のレストラン街を充実させる、バーゲン会場を上階に配置するなどで、上から下への客の流れをつくり、ついで買いをねらうもの。→噴水効果

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シャワー効果」の意味・わかりやすい解説

シャワー効果
シャワーこうか

大気中の汚染物質が,降雨に取込まれて大気中から減少する効果。雨水中には,ガス体粉塵とも相当取込まれる。硫黄酸化物窒素酸化物塩化水素が溶け込んで酸性の雨になる場合もある。またこの原理を利用して,水に溶けやすい塩化水素などは,煙道途中排出ガススクラバーにより水洗して取除く。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android