ショロン

大辞林 第三版の解説

ショロン【Cholon】

ベトナム、ホーチミン市南西部にある中国人街。米の集散と精米が盛ん。チョロン。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ショロン
しょろん
Cholon

ベトナム南部、ホー・チ・ミン特別市の一地区。チョロンともいう。1778年、明(みん)の遺臣の植民により建設され、1912年に市となり、32年隣接するサイゴンと合併、76年ホー・チ・ミン特別市の一部となる。フランス領時代から人口の3分の2を華僑(かきょう)が占め、メコン・デルタで産する米や魚の商取引の中心地として発展。ショロンとはベトナム語で「大市」を意味し、精米、飲料、たばこ、製材、織物などの工場がある。旧サイゴン地区とは道路や運河で結ばれる。[菊池一雅]

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精選版 日本国語大辞典の解説

ショロン

(Cholon) ベトナム南部、ホー‐チミン特別市の一地区。一七七八年中国人によって建設された。一九三二年サイゴンと合併、七六年にホー‐チミン特別市に編入。住民の大多数は華僑で、精米・飲料・煙草工場などのある商工業活動の中心地。チョロン。

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世界大百科事典内のショロンの言及

【ホー・チ・ミン[市]】より

…18世紀末にはのちのザロン(嘉隆)帝がフランス人に委嘱して城塞をつくった。また当時清朝の支配を逃れて中国からこの地方に移住する人が多く,南西に隣接するチョロン(ショロン)はその結果,1778年に建設された中国人の町であった。19世紀中ごろからフランスのインドシナ侵略の焦点となり,1862年コーチシナ植民地の主都となった。…

※「ショロン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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