シロタエギク(読み)しろたえぎく

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

シロタエギク
しろたえぎく / 白妙菊
dusty miller
[学]Senecio cineraria DC.

キク科の多年草。地中海沿岸原産の耐寒性海浜植物。茎と葉の全面が銀白色の綿毛で覆われ、雪をかぶったように美しく、英名ではダスティー・ミラーの名でよばれる。また属名のセネシオとよばれることもある。茎は根際から分枝し、高さ40~80センチメートル、葉は羽状に分裂する。5~9月、集散花序をつくり、小形の黄色花を開く。改良品種で、よく栽培されるダイヤモンドは、高さ約30センチメートルで育てやすい。花壇での群落的な観賞がおもであるが、鉢植えにもする。繁殖は春に種子を播(ま)き、摘心して育て、秋に6~7センチメートルになったところを切って芽挿しする。日のよく当たる所で育てるとよい。[猪股正夫]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内のシロタエギクの言及

【セネシオ】より

…キオン属は種類も多く,観賞上,鉢花や多肉植物として扱われるものがある。 シロタエギクS.cineraria DC.(英名dusty miller)は地中海沿岸の原産。耐寒性のある多年草で,高さ40~80cmになり,株もとで分枝し,叢生(そうせい)状態となる。…

※「シロタエギク」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

熱射病

高温多湿下の労働時に外界への熱放散が困難なために発病する疾患をいい、現在では日射病とともに高温障害の一病型とされている。[重田定義][参照項目] | 高温障害...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android