シーギリヤ壁画(読み)シーギリヤへきが(その他表記)Sigiriya

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シーギリヤ壁画」の意味・わかりやすい解説

シーギリヤ壁画
シーギリヤへきが
Sigiriya

スリランカのセイロン島中心部のジャングルの中に突出した岩山シーギリヤの中腹にある洞窟壁画。シーギリヤは「ライオンの山」を意味する。岩山の周辺には宮殿の遺構があり,頂上には煉瓦で築いた建築の遺構もみられる。壁画はカッサパ王 (在位 478~496頃) の時代に描かれたものと推察される。アプサラス (天女) 像と,それを取り巻く女人像が描かれている。細くしなやかな肉身をもった女性の表現は,南インドの美術を受け継いだもので,中世以後の南インドのブロンズ女神像に共通するものがある。またアジャンタ石窟の様式に似ているともいわれる。

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