ジョアン ジルベルト(英語表記)Joao Gilberto

  • João Gilberto

20世紀西洋人名事典の解説


1931.6 -
ジャズ歌手,ジャズギター奏者。
ブラジルのバイーア州ファセイロ生まれ。
ローカル・バンドでドラムスを演奏した後、ギターを独習し、弾き語りのレコードを製作した。その音楽がボサノバと呼ばれ、’59年最初のボサノバ・コンサートが開かれた。’62年ブラジルの人気ミュージシャンと共にカーネギー・ホールで公演。’63年と’64年に「ゲッッツ〜ジルベルット」(Verde)の2作をスタン・ゲッツと共に発表した。メキシコに退いた後’76年に「ゲッツ〜ジルベルト’76」(CBS)を発表した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

現代外国人名録2016の解説

職業・肩書
ボサノバ歌手,ギタリスト

国籍
ブラジル

生年月日
1931年6月

出生地
バイーア州ファセイロ

受賞
グラミー賞(最優秀アルバム賞,第7回)〔1964年〕「ゲッツ/ジルベルト」,グラミー賞(ワールド最優秀アルバム賞,第43回)〔2000年〕「ジョアン 声とギター」

経歴
ブラジルのサンバと米国のジャズを聴いて育つ。ローカルバンドでドラムを演奏していたが、のちギターを独習。1950年代初めにはリオデジャネイロで活動、ギターの伴奏で評判となる。’56年作曲家のアントニオ・カルロス・ジョビンと出会い、ジョビンの監修で弾き語りのレコードを制作。新しい感覚のサンバを生み出し、この独特の音楽は“ボサノバ”と呼ばれてブラジル国内で人気を呼ぶ。この音楽に米国のギタリスト・チャーリー・バードとサックス奏者のスタン・ゲッツが注目し、’62年ジルベルトとジョビンの曲を収録したアルバム「ジャズ・サンバ」を発表したことから全米でも人気を博し、カーネギー・ホールでの公演に出演。’63年アルバム「ゲッツ/ジルベルト」の収録曲で妻アストラッド(のち離婚)が歌う「イパネマの娘」が大ヒットし、世界中でボサノバブームが出現。2003年初来日公演を行い、2004年公演の模様がライブアルバム「ジョアン・ジルベルト・イン・トーキョー」としてリリースされた。他のアルバムに「ゲッツ/ジルベルト#2」(1964年)、「三月の水」(’73年)、「ジョアン 声とギター」(2000年)などがある。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

今日のキーワード

オーバーシュート

感染症の爆発的な感染拡大を指す。語源は、「(目標を)通り越す」「(飛行機などが停止位置を)行き過ぎる」という意味の英語の動詞「overshoot」。2019年12月に発生した新型コロナウイルスに関して...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

ジョアン ジルベルトの関連情報