現代外国人名録2016 「ジョンダニング」の解説
ジョン ダニング
John Dunning
- 職業・肩書
- 作家
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1942年1月9日
- 出生地
- ニューヨーク市ブルックリン
- 受賞
- ネロ・ウルフ賞〔1993年〕「死の蔵書」
- 経歴
- 12、3歳で学校からドロップアウトし、それ以後正規の教育は受けなかった。1964年にデンバーに移り、競馬の厩務員として働く。作家になることを志し、「デンバー・ポスト」で写真整理や原稿運搬の雑用をしながら書評やルポなどの記事を書くようになる。その後フリーのライターやカルチャースクールの講師を務め、’75年「封印された数字」でミステリー作家としてデビュー。「ジンジャー・ノースの影」(’80年)、「名もなき墓標」(’81年)が続けて米国探偵作家協会賞(MWA賞)最優秀ペーパーバック賞にノミネートされ作家としての地位を確立したが、出版社とのトラブルなどで作家業を休止。古書稀覯本の書店経営に転じたが再び作品を書き始め、’92年〈クリフォード・ジェーンウェイ〉シリーズの第1作「死の蔵書」でミステリー界に復帰。他の著書に「名もなき墓標」「深夜特別放送」などがある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報