世界遺産詳解 「スタリー-グラード平原」の解説 スタリーグラードへいげん【スタリー-グラード平原】 2008年に登録された世界遺産(文化遺産)。クロアチア南部フヴァル島の、アドリア海沿岸で最大の平地で、最も肥沃な土地といわれている。このため、地中海地域では最も早くからぶどうやオリーブを栽培する農耕文化が発達し、この一帯からは先史時代にさかのぼる遺跡も見つかっている。また、この地域の建築遺産としては、16世紀に要塞化された宮殿トゥヴルダリが有名である。フヴァル島はスプリトから船で2時間ほどのところにある。◇英名はStari Grad Plain 出典 講談社世界遺産詳解について 情報