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スティーブンス・クリント スティーブンスクリント

世界遺産詳解の解説

スティーブンスクリント【スティーブンス・クリント】

2014年に登録された世界遺産(自然遺産)。デンマークの東部、首都コペンハーゲンの南45kmに位置する海岸沿いの化石岸壁。約6500万年前のメキシコのユカタン半島からメキシコ湾に及ぶ地域に、直径約10kmの巨大隕石が衝突してできた堆積岩の地層が15km続く。この隕石衝突によって灰が降り積もり、チクシュルーブ・クレーター(小惑星衝突跡)が形成された。その後起こった気候変動によって恐竜を代表とする大型爬虫類やアンモナイトをはじめ、海洋のプランクトンや植物類など地球上の生物種の半数以上が絶滅した。スティーブンス・クリントには、この時代の地層がよく保存されており、小惑星の衝突によって巻き上げられたとされる高濃度のイリジウムなどの白金族元素やガラス岩石テクタイトが発見されている。また当時の動植物の化石が多数見つかっており、隕石衝突による大絶滅後に動物や微小動物たちが復活していく様を希少な化石群が示してくれている。◇英名はStevns Klint

出典 講談社世界遺産詳解について 情報

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