ストリキニーネ中毒(読み)ストリキニーネちゅうどく(その他表記)strychinine poisoning

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ストリキニーネ中毒」の意味・わかりやすい解説

ストリキニーネ中毒
ストリキニーネちゅうどく
strychinine poisoning

ストリキニーネ (あるいはストリキニン) は植物に含まれるアルカロイドで,医薬品として使用されることはほとんどない。数 mgの投与で感覚が鋭敏になり,10~20mgで振戦,呼吸困難,不安感が起り,次いで筋肉が強直し,ついには破傷風の場合のような,体幹が弓なりにそる反弓緊張を起す。顔面のチアノーゼ,血圧上昇などがみられ,呼吸停止して窒息死する。すみやかに胃洗浄,下剤,輸液などで毒物を体外に排泄させ,バルビタール剤などを投与する。

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