スペースワールド

デジタル大辞泉プラス

福岡県北九州市にあった宇宙をテーマとするテーマパーク。1990年4月オープン。ジェットコースターなどのアトラクションのほか、月の石の展示館などがあった。愛称は「スペワ」。2017年12月をもって閉館。

出典　小学館

朝日新聞掲載「キーワード」

90年、新日本製鉄が八幡製鉄所の遊休地に開業。当初は宇宙飛行士訓練の体験施設が中心で正社員は320人。最盛期の97年度は入場者216万人だったが、民事再生法を申請した05年度は150万人に。再生法申請で新日鉄などが債権計約350億円を放棄した。

(2008-09-03 朝日新聞 朝刊 １総合)

出典　朝日新聞掲載「キーワード」

大辞林 第三版

〔和 Space＋World〕

福岡県北九州市八幡東区にある遊園地。1990年（平成2）開園。宇宙体験のできるテーマ━パーク。

出典　三省堂

知恵蔵mini

福岡県北九州市にある総合レジャーパーク。国内初の宇宙をテーマとしたレジャー施設として、1990年4月、新日本製鐵（現・新日鐵住金）が八幡製鉄所の遊休地に事業費約300億円をかけ開業した(敷地面積約24万平方メートル)。入場者のピークは97年で、年間約216万人を集客したが、翌年の絶叫マシン「アトラスタワー」の事故以降、減少に転じた。2005年5月、民事再生法の適用を申請し、同年8月にレジャー企業・加森観光が経営を引き継いだ。09年度以降、経営は黒字に転換したが、17年12月31日をもって閉園することとなった。

(2017-3-23)

出典　朝日新聞出版