デジタル大辞泉
「スーパーコンピューター」の意味・読み・例文・類語
スーパーコンピューター(supercomputer)
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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スーパーコンピューター
一般のコンピューターでは解くことが難しい大規模で高度な計算を高速でこなす計算機。主に研究機関や企業で使われている。何万もの中央演算処理装置(CPU)をつなげて高速計算を実現。日々の天気予報や創薬など幅広い分野で活用されている。国の技術水準のけん引役にもなっており、世界各国が性能を競っている。
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出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報
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スーパーコンピューター【supercomputer】
一般のコンピューターに比べて、桁違いに演算速度が速いコンピューターの総称。大規模な数値解析を行ったり膨大なデータを取り扱ったりする科学技術分野の計算に用いられる。2009年におけるスーパーコンピューターの最高演算速度は1PFLOPS(フロップス)を超えている。◇コンピューターの分野では「スーパーコンピュータ」ということが多い。略して「スパコン」ともいう。また、高性能コンピューティングの意の「high performance computing」から「HPCサーバー」ともいう。
出典 講談社IT用語がわかる辞典について 情報
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百科事典マイペディア
「スーパーコンピューター」の意味・わかりやすい解説
スーパーコンピューター
科学技術計算を高速演算で処理するコンピューター。ベクトル計算専用の機構(ベクトル・プロセッサー)を備えたベクトル型,スカラー・プロセッサーを並列につなげたパラレル型,ベクトル・プロセッサーを並列させたベクトル/パラレル型などがある。その用途は航空・宇宙,天文学,構造解析,流体解析,気象分析,コンピューター・シミュレーションなど幅広く,現代社会をシステムとして考えたとき,欠くことのできないものとなっている。
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
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知恵蔵
「スーパーコンピューター」の解説
スーパーコンピューター
通常の汎用コンピューターより計算処理が桁違いに速いコンピューターで、多くは科学技術計算を目的とする超高速コンピューター。汎用性や経済性を多少犠牲にしても、規則性のある行列計算や粒子の運動の計算などを高速に処理する。数学的なベクトルに対して自動車の組立ラインのように処理を順次行うパイプライン処理、データの処理が可能になった時点で演算処理を開始するデータフロー処理、多くのプロセッサーを並列に分散配置し仕事を分担して同時に計算する並列処理、などの方式を採用する。
出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報
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世界大百科事典(旧版)内のスーパーコンピューターの言及
【コンピューター】より
…さらに腕時計や指輪程度の大きさになると,体に着用できるという意味で,ウェアラブルコンピューターと呼ぶ。 時代の先端を行く数値演算性能を実現しているコンピューターをスーパーコンピューター(スパコン)と呼ぶ。当然,並列コンピューターであり,サイズは大きくなるが,それとて年々小さくなってきている。…
※「スーパーコンピューター」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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