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セアカゴケグモ セアカゴケグモLatrodectus hasselti;red back widow spider

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

セアカゴケグモ
セアカゴケグモ
Latrodectus hasselti;red back widow spider

クモ綱クモ目ヒメグモ科。体長は雌約 1cm,雄 0.2~0.4cm。雌は黒色で腹部の背面中央やや後方に幅の広い赤条があり,腹面には赤色の砂時計型の斑紋がある。有毒。オーストラリアから貨物について人為移入されたもので,1995年に大阪府を中心に市街地の道路の側溝や石垣,墓石の間などに生息しているものが大量に発見され,社会問題となった。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

セアカゴケグモ

オーストラリアが原産とされる毒グモで、メスは体長1センチ前後、オスは4〜5ミリ。α—ラトロトキシンという神経毒を持つ。人に被害を与えるのはメスで、かまれると痛みや吐き気など様々な症状が出る。国際航路の船などを経て、日本国内に入ったとみられている。環境省によると、これまでに東京を含む35都府県で侵入が報告された。

(2014-10-15 朝日新聞 夕刊 1総合)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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知恵蔵miniの解説

セアカゴケグモ

ヒメグモ科ゴケグモ属のクモ。オーストラリア原産で、メスは強い神経毒を持つ。体長は1センチほどで、全体に黒く、背面に赤い帯状の模様がある。攻撃性はないが、かまれると激しい痛みを感じ、重傷化すると吐き気や筋肉のまひ、呼吸障害を引き起こすことがある。100個以上の卵を年に2~3回産むというほど繁殖力が強い。1995年に大阪府で発見されて以降、西日本を中心に生息域を広げ、東日本でも見つかるようになった。2012年現在、宮城から沖縄までの23府県で確認され、定着が進む大阪や福岡では、かまれる被害が急増。11年に特定外来生物に指定され、国や自治体による駆除が進められている。

(2012-11-18)

出典|朝日新聞出版
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世界大百科事典内のセアカゴケグモの言及

【毒グモ(毒蜘蛛)】より

…この2種は人や家畜に対しての刺咬(しこう)症例も多く,10例以上の死亡例を含めた多数の被害が報告されている。このほか,オーストラリア,太平洋の熱帯地域の島々に分布しているセアカゴケグモ,南アメリカ,中央アメリカ,太平洋の熱帯地域の島々に分布しているハイイロゴケグモ,アメリカ合衆国南部に分布しているイトグモの1種Loxosceles reclusa,ブラジルに分布しているコモリグモの1種Lycosa raptoriaLycosa erythrognathaおよびシボグモの1種Phoneutria feraなどが知られている。日本でもっとも毒の強いクモはカバキコマチグモChiracanthium japonicumで,かまれると赤くはれ,アレルギー体質の人では痛みが数日続く場合もあるが,通常は30分~3時間くらいで痛みはなくなることが多い。…

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出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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