セドヘプツロース(英語表記)sedoheptulose

栄養・生化学辞典 「セドヘプツロース」の解説

セドヘプツロース

 C7H14O7 (mw210.18).

 七炭糖一つで,ペントースリン酸回路代謝中間体の一つ.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「セドヘプツロース」の意味・わかりやすい解説

セドヘプツロース
sedoheptulose

自然界に存在する数少いケトヘプトースの一種多くの多汁質植物中に広く分布する。融点 197℃ (分解) 。セドヘプツロースの7-リン酸エステルは光合成などの炭水化物代謝系の中間体として重要である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android