センセーショナリズム(読み)せんせーしょなりずむ(その他表記)sensationalism

翻訳|sensationalism

デジタル大辞泉 「センセーショナリズム」の意味・読み・例文・類語

センセーショナリズム(sensationalism)

人の興味・関心を集めることだけを目的とするやり方。扇情主義。

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精選版 日本国語大辞典 「センセーショナリズム」の意味・読み・例文・類語

センセーショナリズム

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] sensationalism ) 人の興味・関心をあおることを主眼とする行動のあり方。扇情主義。
    1. [初出の実例]「躍起になって能動的などといふ、ジャーナリスチックなセンセーショナリズムに陥ちて行ったのさ」(出典:弔花(1935)〈豊田三郎〉)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「センセーショナリズム」の意味・わかりやすい解説

センセーショナリズム
せんせーしょなりずむ
sensationalism

直訳的には扇情主義。報道において事実単純化し、情緒的な勧善懲悪主義をとったり、猟奇事件、恐怖描写などをあおりたてて俗受けをねらったりする手法。このような報道をする新聞のことを蔑称(べっしょう)してイエロー・ジャーナリズムという。これは、『ニューヨーク・ワールド』紙が掲載した人気漫画「イエロー・キッド」に由来する呼び方である。出版においては、週刊誌のニュース読み物などがセンセーショナリズムの方法を用いることが多いが、際物(きわもの)出版物にもその傾向がある。テレビの犯行現場再現ドラマなどを呼び物にした報道・ドキュメンタリー番組も同趣のものである。

[桂 敬一]

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