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セントキッツ・アンド・ネビス宣言 せんときっつあんどねびすせんげん Saint Kitts and Nevis Declaration

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知恵蔵2015の解説

セントキッツ・アンド・ネビス宣言

2006年6月18日にカリブ海の島国セントクリストファー・ネビスで開催されていた国際捕鯨委員会(IWC)第58回年次総会において、日本など捕鯨支持国が共同提案し、賛成33票、反対32票の1票差で可決・採択されたIWCの活動正常化を求めた宣言のこと。宣言は、1982年に決定した商業捕鯨一時禁止(モラトリアム)が科学委員会の助言なく決定したことなどを批判し、「もはや不必要」としている。さらに、IWCが商業捕鯨再開に十分な機能を果たしていない現状に懸念を表明し、科学的根拠に基づく政策や規則を基本とするような活動の正常化を求めている。ただし、この宣言に拘束力はなく、商業捕鯨の再開には82年の一時禁止決定を撤回する必要がある。そのためには投票国の4分の3以上の賛成が必要。水産庁は、今回の宣言可決を、「画期的なこと。商業捕鯨再開への第一歩」としているが、反捕鯨国は反発を強めている。

(榎彰徳 近畿大学農学部准教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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