セーム革(読み)セームガワ

デジタル大辞泉 「セーム革」の意味・読み・例文・類語

セーム‐がわ〔‐がは〕【セーム革】

《〈ドイツSämischlederカモシカの皮を植物油でなめしたもの。シカヤギなどのものもいう。手袋衣料などに用いる。シャミ。

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精選版 日本国語大辞典 「セーム革」の意味・読み・例文・類語

セーム‐がわ‥がは【セーム革】

  1. 〘 名詞 〙 ( [ドイツ語] Sämischleder の訳語 ) 本来は高級衣料に用いられるカモシカの革をいうが、現在ではヒツジやヤギの毛皮を油なめしし、スエード状に仕上げた革をいう。窓・レンズふきやつや出し用に多く用いられる。シャモア革。

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百科事典マイペディア 「セーム革」の意味・わかりやすい解説

セーム革【セームがわ】

シカ,ヤギなどの皮の銀面を落として油なめしした革。淡黄色で柔らかく,洗濯も可能。衣料用,ガソリン濾過(ろか)用,ガラスふき,袋物などに使用
→関連項目皮/革なめし(鞣)

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