ソウルフード(読み)そうるふーど

デジタル大辞泉 「ソウルフード」の意味・読み・例文・類語

ソウル‐フード(soul food)

米国南部の黒人の伝統的な料理。豚の内臓煮込みナマズフライコーンブレッドなど。
その地域に特有の料理。その地域で親しまれている郷土料理。「九州ソウルフード

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

知恵蔵mini 「ソウルフード」の解説

ソウルフード

ある程度以上の歴史をもち好意的な思い入れをもたれている、その地域特有の食べ物のこと。もともとソウルフードとは米国南部の黒人の伝統的な料理のことだが、特に2000年以降の日本ではソウル(魂、精神)との意味から派生し、各地特有の郷土料理などを指すことがほとんどとなっている。北海道のジンギスカン山形芋煮、東京・月島のもんじゃ、大阪のたこ焼き、香川県の讃岐うどん博多豚骨ラーメンなどの有名なものから、全国的にはほとんど知られていない地場料理や菓子類、特産物などまで幅広い食べ物に対し用いられている。

(2016-3-30)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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