タゴール(読み)たごーる(英語表記)Dwarkanath Tagore

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

タゴール(Dwarkanath Tagore)
たごーる
Dwarkanath Tagore
(1794―1846)

インド近代産業のパイオニア、慈善事業家。詩人R・タゴールの祖父。大地主の養子として早くから英語教育を受けて育つ。地主、商人、官吏としてインジゴ栽培や銀行を設立したが、1834年イギリス人とパートナーシップを組んでカー・タゴール商会を設立。以後これを中核として、石炭、曳船(ひきぶね)、ドック、製塩、製茶などに進出。石炭と製茶は、ベンガル石炭会社およびアッサム会社として今日まで存続する。また、インドの宗教改革運動であるブラフマ・サマージ運動の熱心な支持者であり、カルカッタ(現コルカタ)の公共施設で彼の寄付によらないものはないといわれるほどの慈善事業家として知られている。[三上敦史]
『K・クリパラーニ著、森本達雄訳『タゴールの生涯』(1979・第三文明社)』

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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