六訂版 家庭医学大全科 「タミフル脳症」の解説
タミフル脳症
タミフルのうしょう
Oseltamivir encephalopathy
(脳・神経・筋の病気)
2007年2月、オセルタミビル(タミフル)服用後の異常行動が発現し、転落等の事故に至った10歳以上の未成年者の報告が続きました。インフルエンザ脳症との関連、この薬剤の中枢への影響など不明な点が残されていますが、未成年者への投与に際しては注意が喚起され、保護者には小児・未成年者が一人にならないよう配慮を求めるとの警告が出されています。
出典 法研「六訂版 家庭医学大全科」六訂版 家庭医学大全科について 情報