インフルエンザ脳症

共同通信ニュース用語解説 「インフルエンザ脳症」の解説

インフルエンザ脳症

インフルエンザ合併症の一つで、意識障害全身けいれん、異常行動を伴う。国立感染症研究所によると、2010年のシーズン以降では年64~101人の発症が報告されている。死亡率は10%程度と高い。脳症患者は9歳以下の子どもが約6割を占める。約25%の子どもで後遺症があり、重症だと脳性まひになる。詳しい発症メカニズムは不明で、有効な治療法はない。

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