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ティティウス(英語表記)Titius, Arthur

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ティティウス
Titius, Arthur

[生]1864.7.28.
[没]1936.10.8.
ドイツの神学者。ベルリン大学私講師 (1891) ,キール大学助教授 (95) ,同大学教授 (1900) ,ゲッティンゲン大学教授 (06) ,ベルリン大学教授 (21) を歴任。新約聖書学から転じて,神学の哲学的基礎および宗教と自然科学との関係について研究し,また福音・社会協議会の運動,民族教会同盟運動,世界教会運動などに活躍した。主著"Die neutestamentliche Lehre von der Seeligkeit und ihre Bedeutung für die Gegenwart" (1895~1900) ,"Religion und Naturwissenschaft" (04) ,"Beiträge zur Religionsphilosophie" (37)。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ティティウス
てぃてぃうす
Johann Daniel Titius
(1729―1796)

ドイツの自然科学者。西プロイセンのコニッツで生まれ、ライプツィヒ大学で学ぶ。1756年にウィッテンベルグ大学で教授、1768年学長になる。物理学、生物学、神学、哲学、歴史学などに関して多くの著作があり、また外国語著作からの翻訳も多く、学問の普及に尽くした。ティティウスの名が広く知られるようになったのは、惑星と太陽の距離について数列で示したティティウス‐ボーデの法則を発見したことによる。彼は、スイスのボネの『自然の思想』を翻訳しているときに、ボネが惑星の並び方について数値的な裏付けがないまま述べていることに疑問を抱き、その本文(第2版からは脚注で)に、のちに「ティティウス‐ボーデの法則」とよばれる法則を書き込んだ。後年ボーデが、物理的説明を加えてこの法則を著書に引用したことにより、ティティウス‐ボーデの法則が広まった。[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例